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  • ヌードル対抗夏ばて応援合戦

「なんたって、夏はうなぎ。『土用のうなぎ』って言葉、聞いたことがあるでしょっ。スタミナをつけるのには私がいちばんなのよ。これ、日本の常識。私ったら、タンパク質、ビタミンA・B群・E、カルシウム、鉄、不飽和脂肪酸なんかの栄養素を高水準で含んでいるんだから。で、ほらちょっとヌルヌルしているでしょ。このヌルヌルのもとはムコ多糖体。弱った胃腸の粘膜をガードして、消化吸収を助ける成分なのよ。冷たいものの食べ過ぎで胃腸が弱ってしまってな〜い? 食欲減退で栄養不足になりがちなこの季節に、もう、ほんとにうってつけなんだから」

「今回、うなぎとジョイントさせていただきました卵です。私には、ビタミンC以外の栄養素がすべて含まれていて『完全食品』の異名をいただいておるしだいでございます。あなたのハツラツ、我々が手助けしますよ」

「長いものほかにも、大和芋、自然薯など、やまのいもの仲間はたくさんいます。みんな、でんぷん分解酵素・アミラーゼとジアスターゼを豊富に含んでいて、その含有量はなんと大根の3倍です。その抜群の消化吸収能力のおかげで、やまのいもは、いも類のなかで唯一、生のまま食べていただける。すばらしいでしょう。それから、私どもの仲間、みんな皮をむくとヌルヌルいたします。このヌルヌルなんですが、ムチンという成分で、粘膜を潤したり、タンパク質の消化吸収を助けて、体内で有効に働かせます。だから滋養強壮効果があると、みなさんに認めていただけているのです。うれしいですね。どうですか、私、食べてみませんか。ピチピチの毎日を私がお約束しましょう」

「私ったら、まだ、タラのお腹の中にいる身分だから、大きなコトは言えないけど、ビタミンB1やB2を持ってるの。疲労回復のお手伝いができると思うわ」

「ポパイって知ってる? ほんとうはやせてて弱〜い男なのに、ほうれんそうの缶詰を食べたとたんにムキムキになって、悪いヤツをやっつけちゃうってマンガなんだけど。あんな魔法みたいなコトは、ぼくにはホントはできないんだ。でもね、体内で必要に応じてビタミンAにかわるカロテンや、ビタミンC、ビタミンB群、さまざまなミネラルをたっぷりと含んでいて、免疫力を高めたり、胃腸の粘膜を守ったり、しっかりじっくり働くことができるのが自慢さ。鉄分含有量は野菜のなかではトップクラスだし、その鉄の吸収を高めるビタミンCも僕は含んでいるんだ。貧血気味の人にはおすすめだよ」

「オイラの匂いのもとは硫化アリルさ。ビタミンB1とくっつくとビタミンB1の疲労回復効果を長続きさせてあげることができる。どうだい、ピカピカな笑顔、欲しくないかい?」

「わたくしは究極の保存食。昔は薬用として食べられていたのです。塩だけで漬けた梅干しには賞味期限がないといわれるくらいで、四百年以上前の梅干しだって存在すると聞いております。酸味のもとはクエン酸とリンゴ酸で、胃腸の働きをよくして食欲を増進させ、タンパク質の消化を助けます。食べる力を応援して、元気になるための力を授ける、それがわたくしの役目でございます。それからクエン酸には、TCAサイクル、つまり疲労を回復させる回路でございますが、これをスムーズにして疲労回復を促す力も備わっているのでございます」

「なに? 夏ばてで胃腸が弱っってるって? それじゃ、ジアスターゼの出番だろ。俺様にはジアスターゼがたっぷり。自然の消化剤、な〜んて呼ばれてるくらいなんだ。弱った胃にはやさしくて力持ちの俺様がいちばんだぜ。シャッキリしてみないかい」

「私はアボカド。またの名を『森のバター』と申します。私の20パーセントは脂肪でできています。あら、びっくり、果物なのに! ってよく言われます。でも、ヘルシー志向だから食べられないわ、なんて言わないでね。その脂肪の80パーセントは不飽和脂肪酸。血中の悪玉コレステロール値を下げると言われているのです。それに、カロテンやビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンEもたっぷりよ。若々しい肌を保つのに欠かせない栄養素がたくさん含まれているんです。どうかしら私。ツヤツヤのお手伝いさせていただきますわよ」

「僕、牛肉と豚肉が半々でできてる。だから両方のよさを併せ持っているヒーローさ。牛肉の良質なタンパク質は元気の源。ヒトが体内でつくることのできない必須アミノ酸がバランスよく含まれているよ。豚肉にはビタミンB1が豊富にふくれていて疲労回復欠かせない。一緒に、夏の疲れを吹き飛ばそうよ」

「白菜でいたときには、ビタミンCと食物繊維がおもな栄養素だった。カロテンや鉄やマグネシウムも含まれていた。でも、キムチになった僕には、にんにくや唐辛子のパワーも加わった。そして、発酵によって乳酸菌や硝酸も合体した。こうして僕はバージョンアップしたんだ。食欲を増進させ、消化や吸収を助け、そして胃腸の調子を整える。さらに血流をよくして冷房で冷たくなった体の芯をあたためたり、お肌の新陳代謝を促したりもできる」

「大豆でいたときは、消化されにくかった私。『畑のお肉』なんて呼ばれていながら、しっかり加熱しないとその栄養も吸収率がいまいち、とかいわれちゃって。でも私は華麗に変身したわけ。タンパク質、不飽和脂肪酸が8割以上を占める脂質、レシチン、コリン、サポニン……いろいろな栄養素と成分があなたの体やお肌を若々しく保ってくれるために働くわ。」

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